4月22日(木)、第15回グループディスカッション練習会を開催しました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
今回も、小・中学生、高校生の頃を思い出していただきながら読んでくださるとうれしいです。
話し合いはどんな感じだった?
さっそくですが、みなさんが通っていた高校では、文化祭はありましたか?
文化祭があった人は、クラスで出店するという経験があったのでは?と思います。
例えば、お化け屋敷だったり、わたあめやさんだったり・・。
今回は『お化け屋敷』を出店すると決まったと想定しましょう。
出店が決まると、とてもワクワクしますよね。けれど楽しい気持ちだけでは何も始まりません。
出店するものが決まったら、それからがクラスの腕の見せどころ。
飾りつけはどうしよう、洋風にしようか、和風にしようか。入場者が怖がるには、どんな工夫をしたらいいか、入場料はいくらにしたらいいのか、・・・など、しっかりと考え準備してこそ、楽しめるというものです。
考えることは、山ほどありますね。
みんなで決めていく
みなさんは、その『考えなくてはいけないこと』をおそらく、ひとりで考えるということはなかったですよね?
クラスのみんなで、あるいは担当になったグループごとに、意見を出し合って、話し合い、『こうしよう!』と決めていったと思います。
人が集まって何かをひとつのことを考えるときは、お互いの意見を擦り合わせなくてはなりません。
『お化け屋敷を出店する』という『ざっくりとしたテーマ』から、『多くの人が来てくれるお化け屋敷』にするために『実際にどうしたらよいかをアイデアを出し合って細かく決めていく』ことしたはずです。
そうそう。
どろじゅん(泥棒と巡査という鬼ごっこ)をしたときに、どうしたら泥棒を捕まえられるか、捕まらないようにするためにはどうしたらよいかとそれぞれのチームが作戦を立てたことと同じようなものです。
楽しい話し合いに
グループディスカッションだって、同じようなこと。
ザックリとした『抽象的なテーマ』を『実際にどうしたらよいか具体的に考える』ということ。
あまり難しく考えず、楽しみながら参加すると、きっとよい話し合いになるのではないでしょうか。
よいプランを出すことも大切ですが、それが一番ともいえないかもしれません。
肩の力を抜いて、楽しく練習してみてくださいね。