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グループディスカッション

ESG活動を簡単に解説|第21回グルディス練習会報告

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6月7日(月)に第21回グループディスカッション練習会を開催いたしました。

参加していただいたみなさん、ありがとうございました。

さて、ここ最近『ESG』という言葉が注目を集め始めていると、皆さんもきっと気づいているのではないでしょうか。

今回は、その『ESG』について簡単に説明してみたいと思います。

ESG活動とは

ESGは3つの英単語の頭文字を並べたもので、
それぞれ以下の英単語を表しています。

ESG
E:Environment(環境)  
S:Social(社会)  
G:Governance(企業統治)  

EのEnvironmentは、

企業が取り組む環境への貢献活動のことです。

具体的には、
排出量削減、廃棄物、削減植林活動、清掃活動などがこれに当たります。

SのSocialは、企業が取り組む社会性向上への活動です。

具体的には、
ダイバーシティの推進、地域への貢献活動、女性の社会進出への貢献などがこれに当たります。

GのGovernanceは、企業が行う企業統治活動のことです。企業統治とは、経営の透明性を確保し、経営悪化を防ぐ取り組みです。

具体的には、
情報開示、法令順守、経営の監視(社外取締役・監査役会など)がこれに当たります。

ESGが注目されているワケ

近年、企業のESG活動が注目されるようになった理由は、一言でいうと
企業や投資家が長期的な成長を意識するようになったからです。

短期的な視点で経営をしていると、
E・・・汚染物を流出し、環境汚染問題を引き起こす
S・・・権利への配慮が欠け、人権問題につながる
G・・・監視を行わず、不祥事問題が起こる
などといった事態につながる可能性があります。

このような事態が発生すると、
取引が滞ることで、売上高は下がります。
問題の解決のために、コストがかかります。
信頼性が欠け、株価は下落します。

このように、短期的な視点のみで経営をすることは
企業・投資家の両社にとって、リスクなのです。

これまでに、上記のような問題を企業・投資家が経験し、
短期的だけではなく、長期的な視点を重視するという
姿勢が強まり、ESGが注目を集めるようになったのです。

まとめ

今回は、ESG活動について簡単に説明してきました。

ESG活動とは、企業が行う「環境・社会・企業統治」に関する活動のことです。
このESG活動が、長期的な視点をもつ企業・投資家により注目を集めています。

新聞、ニュースなどの場面でしばしば現れると思いますので、ぜひ、参考にしてください。

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