ワンピース エース 名言

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ワンピース|エースのかっこいい名言

ワンピース エース 名言

こんにちは。

今回はワンピースの超人気キャラ「エース」の名言を3つ紹介していきます。

とても有名なものと、そこまで有名でないものがありますので、ぜひ一読ください。

 

エース|愛してくれてありがとう

エース名言1

オヤジ、みんな、それからルフィ
今日までこんなどうしようもねえおれを
鬼の血を引くこのおれを
愛してくれて ありがとう。

このセリフはあまりにも有名なので、最初に紹介します。

ただ、このセリフ「愛してくれてありがとう」だけでは、あまり感動するセリフではないような気がします。

このセリフの前のエースのセリフが以下のものです。

エース名言1’

おれが本当に欲しかったものは
どうやら”名声”なんかじゃなかったんだ。
おれは”生まれてきてもよかったのか”
欲しかったのはその答えだった。

この言葉とエースの過去を考えると非常に深みが出てくると思います。

エースは海賊王ゴールド・ロジャーの息子です。

世間の人々にとって「海賊王」はめちゃめちゃ悪者です。
幼いころから「自分は生まれてきても良かったのか」ということに苦悩してきました

そして、「悪名でも何だろうが、自分の名前を世界中に知らしめてやる」と思うようになっていきました。
まさに「名声」を求めていたように見えますね。

しかし、生きていくうちに、ルフィや白ひげをはじめとして、自分を認めて愛してくれる人の存在を認識しました。

そして、自分が欲しかったものは「名声」ではなく「生まれてきても良かったのか」の答えだったと気づきます。
ルフィたちの存在が答えを教えてくれたのでしょう。

自分の最後をさとって、「鬼の血を引く自分」を愛してくれた人に感謝の気持ちを述べたシーンです。

やはり名シーンは感動しますね。

 

エース|誰よりも自由に

エース名言2

おれは頭が悪ィから
サボが一体何に殺されたのかわからねェ
でもきっと”自由”とは反対の何かだ。
(略)
いつか必ず海へ出て
思いのままに生きよう。
誰よりも自由に。

ルフィ、エース、サボの過去編でのエースの言葉です。

この過去編は「自由」と「支配」を巧妙に表しているお話だと思います。

ルフィの生まれた島には「ゴア王国」という国があります。
この国は非常にきれいなで裕福な国であり、貴族がたくさん住んでいます。

ただ、その国の周りには「グレイターミナル」というとても汚いスラム街のようなところがありました。
ちなみに、そこでルフィはサボと出会いました。

所得水準がとても低い荒くれものたちがたくさん住んでいる場所であり、そういった人々はグレイターミナルでなんとか生活をしている状況でした。

なんとかそのような人たちが暮らしていくための場所でもあったわけです。

しかし、ゴア王国からしたらグレイターミナルは「国の汚点」以外の何ものでもありません。

そして、ゴア王国はグレイターミナルを焼き払うことにしました。

貴族たちは、そこに住む人の命など、これっぽっちも考えていませんでした。
「お金を持つものが、自分たちにとって都合が悪いものを排除していく」という典型的なかたちです。

ワンピース エース 自由

そんな「支配」された国から飛び出して「自由」に生きていきたいという、エースの思いがあふれたシーンです。

自由はワンピースの1つのテーマでもあるため、重要なセリフでもあると思います。

 

エース|おれの後ろにルフィがいた

エース名言3

時々カッと血が上るんだ。
逃げたら何か
大きなものを失いそうで怖くなる。
あの時は、
おれの後ろにルフィがいた。

エースは後ろに大切な人がいたら、どんなに勝ち目のない状況でも逃げないらしいです。

この特性は父親のゴールド・ロジャーから受け継がれているものでした。

ゴールド・ロジャーも背後に愛す者がいたときには、逃げることがありませんでした。
自分が逃げると一緒に逃げる仲間も危険にさらすことになります。
そのため、正確には「逃げない」というより「目の前の敵が仲間を追わないように逃がさない」という表現が適切らしいです。

ワンピース エース ルフィ

実は「目の前の敵から目を離さない」という行動は、ルフィも取っていたシーンがあります
ウォーターセブン編の対「ロブ・ルッチ」戦ですね。

ルフィは、仲間が危険な状況下にある中で助けに行きたかったけれど、目の前のルッチから目を離したらルッチは確実に仲間を襲いにいく、と考えました。
つまり、今仲間が超面しているリスクよりも、ルッチが仲間を襲いにいくリスクの方が高いと判断したわけですね。

そのため、仲間は危機を自力で抜け出すと信じたうえで、ルッチから目を離さずにいたというシーンです。

状況は少し違いますが、エースもルフィも仲間のために目の前の敵を逃がさないとする姿勢が共通していて、かっこいいですね。

特にエースの場合は子供で、相手は大人の海賊の船長ということで、かなり怖かったと思います。

そこで、ルフィのために行動できるのが、流石エースというところですね。
このシーンは、エースがはじめてルフィのことをとても大切だと認識したシーンだと思います。

 

まとめ

エースの名言を3つ紹介してきました。

愛してくれた人への感謝の言葉
自由を追い求める言葉
ルフィへの愛の言葉

それぞれ違った意味がこもっている言葉となっています。

エースが長い間人気な理由がよくわかりますね。

それでは。

 

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