今回はワンピースの仲間が「仲間になる時」の名言を3つ紹介します。
サンジ、チョッパー、フランキーと紹介していきますね。
どれも違ったストーリーがバックにあって、感動します。
ぜひ一読ください。
サンジ名シーン
まずはサンジが仲間になる時のシーンを紹介します。
このシーンではやはり、サンジとゼフの粋なやり取りが見どころです。
ゼフとはサンジのことを小さいころから育ててくれたサンジの大恩人です。
ただ、二人は「チビナス」「クソジジイ」と呼び合うように、非常に仲が悪かったです。
というのも、ゼフがサンジのことを半人前だとしていて、大きくなった後もずっと「チビ」をあだ名に入れて呼んでいたのです。
そして、ついにサンジがルフィの誘いに乗り、二人は別れの時となりました。
その時のサンジとゼフのやり取りが以下のものです。
ゼフ:
「おい サンジ
カゼひくなよ」
サンジ:
「オーナーゼフ!!!
……長い間!!!
くそお世話になりました!!!
この御恩は一生忘れません!!!」
まずグッとくるのが、二人のお互いの呼び方ですね。
ゼフは「サンジ」と呼んでいます。「チビナス」ではありません。
サンジも「オーナーゼフ」と呼んでいます。「クソジジイ」ではありません。
最後にしっかりと名前で呼んでくれたゼフも良いですが、
最後に恩人にきちんと敬意を表して「オーナー」呼びするサンジがかっこいいです。
そして、ゼフの「カゼひくなよ」も良いですよね。
本当は寂しくてたくさん言いたいことがあるはずなのに、この一言だけです。
サンジの体調を気遣うこの一言だけを言えるゼフがかっこよすぎますね。
チョッパー名シーン
次はチョッパーが仲間になる時のシーンを紹介します。
チョッパーは幼いころから自分に対してとてもコンプレックスをもっていました。
そもそもチョッパーは元々トナカイです。
このトナカイのころから、鼻が青いということでトナカイの群れから孤立していました。
そしてチョッパーは「ヒトヒトの実」を食べて、人とトナカイの中間のような存在になってしまいます。
もちろん、トナカイの中ではより孤立をしました。
そこでチョッパーは人と仲良くなろうとしました。
チョッパーはとても仲間が欲しかったのでしょうね。
しかし、今度は人間に気味悪がられて迫害されてしまいます。
そんなバックグラウンドをもったチョッパーは自分にコンプレックスをもっているのです。
ルフィから仲間に誘われて、嬉しくても「自分が外の世界でやっていけるのか」と不安になってしまいます。
そして、チョッパーはルフィの誘いを断ろうとします。
その時のやり取りが以下のものです。
チョッパー:
「おれは”人間”の仲間でもないんだぞ!!
バケモノだし…!!
おれなんかお前らの仲間にはなれねェよ!!!
…だから…お礼を言いにきたんだ!!!
誘ってくれてありがとう…
おれはここに残るけど
いつかまたさ…
気が向いたらここへ」
ルフィ:
「うるせエ!!!
いこう!!!!」
こうして見ると、やはりルフィっておかしいですね(笑)
でも、チョッパーの不安を一瞬で払ってくれるルフィの一言です。
「うるせえ」というのはルフィのキャラクターだからこそ言える、斬新な誘い文句ですよね。
チョッパーはこの強引さがとても嬉しかったことと思います。
フランキー名シーン
最後はフランキーが仲間になるシーンです。
あまり取り上げられないシーンですが、筆者はとても大好きです。
フランキーは昔、自分の行った行動により、トムさんという恩師が死んでしまいました。
そして、もう一人の弟子であったアイスバーグに、「お前を一生許さない」と言われてしまいます。
フランキーの恩人であるトムさんは、住んでいる島のことをとても愛していました。
その後、アイスバーグは立派に造船会社の社長・町の市長となり、その島を守ってきました。
一方フランキーは、解体屋として町のチンピラを集め、市民からしたら迷惑な裏街のボスのようになっていました。
しかし、これはトムさんが愛した島を裏から守るための行動でした。
アイスバーグとフランキーは表と裏から島を守っていたということです。
そして、時は流れ、フランキーもやはりルフィに強引にルフィに仲間に誘われます。
そして、ここもやはりフランキーも断ります。
そんな時の、アイスバーグがフランキーにかけた言葉が以下のものです。
アイスバーグ:
「大好きな船造りもやめて
自分を押し殺して生きてきた…
これからもずっとそうするのか!?
たとえトムさんが許してくれても
おれがお前を許してやっても
…何も変わらねェんだろうな…
…!!!もういい加減に…!!!
自分を許してやれよフランキー!!!」
良いですね。
「一生許さない」と言っていたアイスバーグからの「自分を許してやれ」は、素晴らしい展開ですね。
「てめえの夢に生きていいだろ」っていう言い方も、男らしくてかっこいいです。
フランキーはずっと、トムさんが愛した島を守るために、裏町のチンピラをまとめ上げて、かげながら島を守っていたのですね。
アイスバーグがそれに気づいているところが、また良いです。
まとめ
サンジ、チョッパー、フランキーが仲間になる時の名言を紹介してきました。
仲間になって旅に出るということは大きな決心なのだと思います。
実際の世界でも大きな決断をした時には、様々な感情が沸いてきますよね。
このように粋なかっこいい旅立ちの仕方ができると、素敵だと思います。
それでは。