6月11日(金)に第22回グループディスカッション練習会を開催いたしました。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
さて、Google、Amazonは、誰もが知っているアメリカのIT企業ですが、そのほかにも、今世界的に活躍している企業は、
Apple、Uber、Airbe、Youtube、Amazon、Facebook...
などアメリカ・シリコンバレー発のIT企業が目立つように思います。
『このような企業のビジネスはなぜここまで拡大するのか』について「ビジネスモデル」の観点から簡単に説明したいと思います。
プラットフォームとは
ビジネスが拡大することの要因には様々なものがあるとは思いますが、ここでは「プラットフォーム」というビジネスモデルに焦点を当てていきたいと思います。
「プラットフォーム」という単語は以下のような複数の意味を持っています。
一般的
⇒「駅のプラットフォームやデッキ、演壇、高い足場などの意味を持つ語」
ビジネス用語
⇒「物やサービスを利用する人と、提供者をつなぐ場」
IT用語
⇒「ソフトウェアが動作するための土台」
(Weblio辞書より)
今回お話させていただくのは、ビジネス用語として使われる『プラットフォーム』。
少しくだけた言い方をすると「何かと何かをマッチングさせる場所」というような意味合いになります。
先程あげた世界的なIT企業は、このプラットフォーム型のビジネスモデルを採用していることが多いのです。
上述した企業がどのようにプラットフォーム型のビジネスモデルを採用しているのか、1つ1つ具体的に見ていきましょう。
Youtube
まず、わかりやすいのは、YouTubeだと思います。
YouTubeは「動画を見たい人」と「動画を見てもらいたい人」をマッチングしています。動画の発信者も視聴者も共に、簡単な操作で手軽に利用することができる点に特徴があります。
この気軽に動画をUPできるという特徴がYouTubeの強みだと思います。
YouTubeはかなり昔からサービス提供が始まっていましたが、ここ最近になって急に人気になりましたね。
社会の需要の変化により、今後どのようなサービス展開があるのか楽しみです。
Uber・Airbnb
UberやAirbnbもわかりやすいですね。
Uberは「車に乗りたい人」と「車に乗せても良い人」、Airbnbは「宿に泊まりたい人」と「家を宿として貸しても良い人」をマッチングしています。
Uberは人々のモビリティ、Airbnbは人々の宿泊の利便性を大きく向上させたことに特徴があります。
UberとAirbnbは非常に新しい会社ではありますが、これまで急速な成長をしており、日本での知名度も高まっていると思います。
このような企業は、積極的に新しい取り組みを行いますので、今後がとても楽しみですね。
Google・Apple
少しわかりづらいですが、GoogleとAppleも「何かと何かをマッチング」しています。
彼らは、スマートフォンのOSを通して、「アプリを使いたい人(普通のスマホユーザー)」と「アプリを開発して使って欲しい人」をマッチングしているのです。
GoogleにはAndroid、AppleにはiOSというOSが存在し、それぞれがそのOSに特化したアプリを提供できる仕組みとなっています。
GoogleならばAndroidアプリをGoogle playにおいて、AppleならばiOSアプリをApp Storeにおいて公開し、マッチングを行なっています。
この2社は、スマートフォンという現在の人々にとって最も身近なデバイスを介して幅広くマッチングを行なっている点に特徴があります。
まとめ
プラットフォーム型のビジネスモデルを採用している企業は、大手ばかりではありません。これから自分がどのような場所で仕事をしていこうかと考える時に、こういったビジネスモデルについて理解していると、選択肢が広がりますね。
仕事でも勉強でも、どのような場面でも、選択肢を広く持つことができると、心にゆとりができるものです。