今回は宇宙兄弟の名言の中から「人生、夢に関する名言」を5つ紹介していきます。
宇宙兄弟にはモチベーションのとても高いキャラクターがたくさん出てきます。
そういったキャラの言葉から、少しでもモチベーションを上げることができたら幸いだと思っています。
現実世界は大変ですが、参考にできればと思います。
ぜひ一読ください。
宇宙兄弟|名言1
迷ったときはね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。
「どっちが楽しいか」で決めなさい。
これは宇宙兄弟の名言の代表格と言っても過言ではないと思います。
何かについて大切な決断をするときって、自分の人生を左右する場合などはとても考え込んでしまいますよね。
「自分がこのことをやる意義があるのか」「これは本当に価値があることなのか」などネガティブな方向に考えてしまうことが多いと思います。
そして、自分よりも立派な志をもっている人がいたりすると、自分がちっぽけな人間のように思えてしまったりするかもしれません。
宇宙兄弟でもムッタはせりかさんの立派な志を聞いて「自分よりもこういう人が宇宙飛行士になるべきなのではないか」と考えてしまいます。
でも、そんなムッタにシャロンが言ってくれたセリフがこちらです。
「何が正しいのか」を考えていたらきりがないし、「正しさ」はその人々によって変わってきます。
立派に頑張っている他の人のことは主張しながら、自分が「楽しい」と思えることをとにかく選択していくことが「楽しい人生」に繋がるのでしょう。
宇宙兄弟|名言2
悩むなら、なってから悩みなさい
こちらも上記と同様にシャロンがムッタに言ったセリフとなっています。
先述の通り、大きな選択をするときはネガティブな方向に考えがちになってしまうと思います。
しかし、「考えても意味のないこと」もきっとあると思います。
将来のことは誰にもわからないので、将来に不安をもって悩むことはあまり有意義な時間とは言えないと思います。
上記のセリフともつながることですが「何が正しいのか」などの問いに対しても明確な答えはないことが多いと思います。
「自分が楽しい」と思えることには思い切って決断するようにして良いんだと思わせてくれるセリフですよね。
ただ、これはテキトーに考えて選択しても良いというわけではありませんよね。
しっかりと自分と向き合って分析をしたうえで「楽しい」と思えるならば、思い切って選択すべきだということだと思います。
宇宙兄弟|名言3
「空」は誰のもんでもない。
「人生」は自分のもんだ。
人生はコントロールが効く。
こちらはムッタのパイロットとしての師匠であるヤン爺という人が言ったセリフです。
パイロットらしいカッコイイ比喩が使われていて良いですよね。
パイロットはどうしても「空の状態」をコントロールすることはできません。
空は自然のものであり、みんなのものだからですね。
それとは対照的に「自分の人生」は「自分だけももの」ですよね。
自分の人生は自分でコントロールすることができるということですね。
自分が「楽しい」と思った方向にハンドルをきって、スピードを緩めるときは緩め、スピードを上げるときは上げれば良いと思います。
そして、失敗のルートにハンドルを切ってしまっても軌道修正をして進むことも可能なのだと思います。
宇宙兄弟|名言4
ここまで来たんだ。
自分の”年”なんて忘れよう。
私の夢は年をとっていない。
こちらはJAXAの宇宙飛行士試験を受けていた福田さんという人のセリフです。
福田さんはかなり高齢であり、宇宙飛行士を目指している人の中では群を抜いて年寄りです。
これまで何度も宇宙飛行士の試験を受けていたけれどダメだった過去があります。
しかし、宇宙飛行士の夢を諦めることができずにこの年齢まで宇宙飛行士試験を受けている状態です。
ちなみに、このような様子を見た家族にも見放されてしまいました。
でも、人間は年を取ってしまいますが、夢自体は自分の気持ちによっては年を取りません。
人生をかけて叶えたい夢があるならば、その夢が衰えていくことはないのだと思います。
もちろん、価値観は人それぞれで「夢」の捉え方も人それぞれだと思います。
ここまで固執しなくても良いのではないかと思う人もいると思います。
ただ、「何かをやりたい」と思った時に「遅すぎる」ということはあまりないというように思えると素敵だと思います。
やりたいことを始めるのに「本当に遅すぎるのか」を確かめるようにできると、前向きに考えられるようになると思います。
宇宙兄弟|名言5
テンションのあがらねえことにパワー使ってる場合じゃねえ。
こちらはピコという技術者が言ったセリフです。
ピコは友人2人と一緒に宇宙への夢を持っていました。
1人は宇宙飛行士、もう1人は指令官のポジション、そしてピコは飛行士のサポートをする技術者を目指していました。
ただ、ピコの住んでいた地域は生活水準が高くなく、現実的な職に就くことを誰もが進めていました。
そのため、ピコは夢を諦めて現実的な職に就くことを選択しました。
しかし、友人の中の1人は夢を決して諦めませんでした。
夢を巡って、3人の中は険悪なムードになってしまったわけです。
そして、夢を諦めなかった友人が事故で亡くなりました。
ピコはこのできごとで目を覚まし、自分が幼いころから本当に好きだった宇宙への夢に舵を切ることになりました。
「人生」の尊さを知って、その人生は「テンションのあがること」に使おうと思うようになったわけですね。
まとめ
今回は宇宙兄弟の中から「人生・夢に関する名言」を5つ紹介してきました。
何かを始めようと思った時に聞くと、モチベーションを上げることができると思います。
現実の世界は中々漫画のようにうまくはいきませんが、ちょっとでもこのような心持ちになれると素敵だと思います。
それでは。