ミスチル歌詞|マイナー曲の名言
今回はMr.Children(ミスチル)の「元気が出る・励まされる曲 ~マイナー編~」について書いていきます。
筆者はミスチルの大ファンであり、ミスチルの曲はほぼ全部カラオケで歌詞を見ずに歌えます笑
そんなミスチル好きの筆者が、ミスチルのマイナー曲の中から「素敵な歌詞」を紹介していきます。
数々のヒット曲に隠れている「隠れた名曲」を知る機会にもなると思いますので、ぜひご覧ください。
1 one two three
「その場しのぎで振り回す両手も やがて上昇気流を生むんだ」
「暗闇で振り回す両手も やがて上昇気流を生むんだ」
まずは「one two three」を紹介します。
この曲は「It’s a wonderful world」というアルバムに収録されています。
全体的に「軽くアップテンポ」という雰囲気の曲調で、メロディ的にも聞きやすいと思います。
さて、この歌詞は「現状がうまくいっていない自分」「しょうもなく小さな自分」を感じた時に聞くと、励まされる歌詞だと思います。
目の前にあるタスク(やらなければいけないこと)をその場しのぎで終えているだけで、現状はうまくいっておらず真っ暗、、、
こんな自分は嫌だな、、、 どうしようもないな、、、
まあ、自分はこの程度の人間だからな、、、
このように思ってしまうことは意外とあると思います。
でも、そうやって「その場しのぎ」だろうと「周りが暗闇」であっても、「両手を振り回して」自分なりに努力をしていれば、それは「上昇気流」に変わるかもしれません。
もちろん「上昇気流」に変わらず、うまく展開していかないこともあるとは思います。
しかし、「やがて上昇気流を生む可能性もある」「やがて上昇気流を生むんだ!」と自分が思うように努めるだけでも、日々を前向きに過ごせると思います。
この曲の主人公も、「自分の小ささ」を自覚しています。
「戦闘服よりもブレザーがよく似合う」
「ステレオタイプの半端者」
「高らかな望みは のっけから持ってない」
などの歌詞が、一番の冒頭から続きます。
しかし、主人公は将来「上昇気流を生むんだ」と信じて、「前人未到の未来へ 123!」とカウントをしています。
このように「自分の小ささ」を飲み込みつつも、将来に希望をもてるような心でいられると、良いですよね。
2 End of the day
「あと一歩のところまで きっと来てる そうやって言い聞かせて
もっともっと 輝ける日は来る きっと来る もう少しそう信じて」
「本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ
もっともっと 羽ばたける日は来る きっと来る とりあげずそう信じて
「End of the day」は「an imitation blood orange」というアルバムに収録されています。
また、「祈り ~涙の軌道~」「pieces」と一緒にシングルカットもされているため、ファンにとってはマイナーではないです笑
この曲は最初から最後まで明るい曲調で、キャッチャーなメロディが奏でられています。
聞きやすい曲だと思いますので、ぜひ聞いてみてください。
さて、この歌詞は「何かの目標に向けて挑戦している、努力している人」が聞くと、励まされる今日だと思います。
実際、筆者も受験勉強のときにこの曲を聞いてモチベーションを維持していました笑
「目標」は高く設定すればするほど、自分にとっては「苦しい」ものになりますよね。
たとえ、それが好きなことでも、どうしても「きついな、、、」と思ってしまうことはあると思います。
また、「高い目標」は当然、中々達成できない・近づけない・掴むことができない、ですよね。
そんな時に、「頑張れ、頑張れ」と自分に言い聞かせるだけでは、少し疲れてしまいます。
既に疲れているはずなので、いやになってしまうかもしれません。
そこで、この歌詞のように、「あと一歩のところまで来てる」「本当はもう掴んでいる」というように「自分に言い聞かせて」いくことで、ちょっと楽観的に自分を励ますことができると思います。
「今まで自分は努力してきた。だから、あと一歩だ。あと一歩頑張ろう」
そうやって、自分を褒めてあげつつ、鼓舞してみましょう。
もちろん、実際はまだ目標との距離はあるのかもしれません。
だから、「そう信じて」、と歌詞は言っているのだと思います。
「あと一歩だと信じて、日々努力する」
このモチベーションだと、ラストスパートもなんとか頑張れると思います。
3 雨のち晴れ
「もういいや もういいや 疲れ果てちまった
そう言って そう言って ここまで来たじゃないか」
「もうちょっと もうちょっと 頑張ってみるから
ねえもっと ねえもっと いいことがあるかな
イメージはいつでも 雨のち晴れ」
「雨のち晴れ」は「Atomic Heart」というアルバムに収録されています。
この曲の前に「Rain」という「雨の音だけのサウンド」があり、そこからこの曲が始まる、という面白い展開で構成されています笑
この曲は少しダラッとした、まったりとした曲調です。
当初はドラムのJEN(鈴木英哉)さんが歌うための曲でしたが、良い曲だったためボーカルの桜井さんが歌うことになったらしいです。
この曲は「何かで疲れてしまった人」にはとても響く曲になっていると思います。
この曲の主人公は、歌詞から察するに「会社員」です。
「不景気のあおり受けて 社内のムードは緊迫している」
「上司に愚痴言われるうちが華 だって言うから」
「1DK狛江のアパート」
などリアリティのある歌詞が多く出てきます笑
この主人公は仕事も恋愛もうまくいっておりません。
でも、そこまで深く考え込んでしまうわけではなく、わりと楽観的に物事を捉えているように筆者は感じました。
「もういいや 疲れ果てちまった」と愚痴を言いながらも、結局「ここまで来たじゃないか」と自分に言って、「もうちょっと 頑張ってみる」と心をもっていっています。
なぜなら彼の「イメージはいつでも雨のち晴れ」だからです笑
なにか悪いこと(雨)があっても、そのあと結局なにかしら良いこと(晴れ)があるだろうというイメージで暮らしています。
周りの物事がうまくいっていなくても、この曲のような、若干楽観的な心持ちでいられることが重要なことのように思います。
まとめ
今回はミスチルの「隠れた名曲」の中から、「元気が出る・励まされる曲」を紹介してきました。
全体的に「小さいながらも頑張っている自分を認めてあげつつ、自分を鼓舞していく」というようなニュアンスの歌詞が多いように思います。
少し楽観的に考えつつ、今の自分をほめながら、何かに一生懸命取り組めるととても素敵だと思います。
みなさん色々あると思いますが、頑張ってください。
それでは。