応援ソングは邦ロックで!
part24では、コールスローの「TUNE THE WORLD」を紹介させていただきました。
曲を聞いた方は、冒頭と末尾の歌詞を歌うのではなく、台詞だという感じが伝わったのではないでしょうか?
心からの叫び声に聞こえますよね?
こういう曲を紹介したのは初めてだったと思います。
台詞っぽい歌を聞いたことが無い人には新鮮に感じたのではないでしょうか?
このシリーズを通して今後も色々なタイプの曲を紹介していこうと考えていますので、引き続きよろしくお願いします!
バンド紹介
今回紹介する曲は、なきごとの「春中夢」です!
まずは、なきごとについて説明していきます。
なきごとは、
ボーカル兼ギター担当の女性、コーラス兼ギター担当の女性
からなる2人組バンドです。
バンドの形態としては、ギターのみとなっていますが、曲を聞けばドラムの音も聞こえてきます。
当然、ギターの音も2つ聞こえますが、奏でられている音は明らかに違う音で、綺麗に噛み合わさっています。
そこに、女性の声がコーラスも含めて2人分も聞こえてきて、非常に美しい曲となっています。
お気付きの方がいるかは分かりませんが、今回でpart25となりました。
25バンドを紹介してきましたが、女性だけのバンドは、part17で紹介した羊文学を含めて2回目の紹介となります。
羊文学には、コーラス担当の方がいません。
つまり、初のコーラスを含めた女性だけのバンドを紹介していることになります。
そのため、「今までとは違う曲だな」と新しい扉を開けることになるかもしれません。
ぜひ、1度聞いてみて下さい!
「春中夢」という意味
さて、いつもであれば、この後はおすすめ歌詞の紹介をしていくのですが、
今回の曲のタイトル「春中夢」に触れなければいけません。
「春中夢」という言葉を聞いたことがある方はいないと思います。
「白昼夢」なら聞いたことありますよね?
「白昼夢」とは、日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていることを意味します。
曲のタイトルは、「春中夢」です。
つまり、日中ではなく、春に空想や想像を夢のように映像として見ていることになりますね。
このようにしっかりと考えていかなければ、曲のタイトルでさえ理解できなくなってしまいます。
この曲の歌詞は、タイトルと同じように難しい表現が沢山でてきてくるので、聞く人によって様々な意味の捉え方があると思います。
そういった意味でも聞いて欲しいと思う曲になります!
長くなりましたが、おすすめ歌詞を紹介していきます!
やりたいことを貫く
「鳥籠の中で
過ごす僕ら
いつからだろう
こんなんになったのは」
凄く考察しがいのある歌詞です。
鳥籠って皆さんはどういったイメージがありますか?
筆者は、狭くて、自由がない場所というイメージがあります。
きっと空を飛べる鳥が入る籠だから、そういったイメージがあるんだと思います。
そして歌詞では、狭くて、自由がない鳥籠で、知らない間に私たちが入ってしまっているということになります。
実際、今のあなたはどうですか?
自由に生きれていない人であれば、気付いてない内に、鳥籠に入ってしまっていることになっています。
就職活動においても、自由に生きるという軸は大切です。
(ここでいう自由は、自分が本当にやりたいと思っていることをやるという意味の自由です。)
あなたが本当にやりたいと思うことがあるのならば、どんな理由があってもやるべきだと思います。
例えば、コロナウイルスの影響で採用活動が無くなってしまった職がありますよね?
そういった背景を理由に、自分のやりたいことを諦めてしまうのは、勿体無いですよね。
人生は長いです。
その内の1年間、来年の就職活動に向けての準備に充てたとしても、決して長い準備期間にはなりません。
このようにプラスに考えて、あなたが本当にやりたいと思うことを貫き通して欲しいと筆者は思います!
現実を見よう
「誰かがいってた止まない雨はないってさ
大事なのはそこじゃないの
わかってよ」
「誰かがいってた明けない夜はないってさ
本質をもっと見つめて欲しい」
おすすめ歌詞2、3はセットになります。
まず、2から考えていきましょう。
皆さんは、大事なのはどこか分かりますか?
正直、筆者には分かりません(笑)
歌詞の意味は、「止まない雨はない」ということは大事ではないということになりますよね。
雨が止むことは当たり前だから大事じゃないと捉えることも出来ますが、
そもそも雨が止む止まないの話をしていること自体が大事ではないと言っている可能性もあります。
色々な捉え方ができるため、筆者には分かりません。
少しモヤモヤした状態で3も考えてみましょう。
ここで言う、本質とは何か分かりますか?
この段階になっても筆者は分かりませんが、2、3で共通することがありますよね?
「誰かが言ってた〇〇ない○はないってさ」という部分が重なっているということです!
気付いた人がいるかもしれませんが、この歌詞は揚げ足を取っている風に感じませんか?
そして、この歌詞の後に、大事であったり、本質という言葉が使われています。
つまり、揚げ足を取るようなことを言ってないで大事なこと、本質を見つめようと提案している歌詞になるんです!
さて、ここで歌詞のタイトルを再び思い出して下さい!
「春中夢」です。
春に空想や想像を夢のように映像として見ていることになります。
揚げ足を取る時って、想像力を駆使して1度頭を捻って考えますよね?
少し強引のように感じる人もいるかもしれませんが、揚げ足を取るために、春中夢を見るのではなく、現実を見ろというメッセージがあると考えたら色々と辻褄が合いませんか?
おすすめ歌詞1でも、鳥籠に入っていないで、、、と続きます。
おすすめ歌詞2、3でも、揚げ足を取ってないで、、、
どうですかね?
筆者は、このように考察をしてみましたが、この曲から言わせてみれば、そんなこと想像してないで、現実を見て欲しいって言われている気がします(笑)
就職活動においても、目を背けたいことは多いと思います。
頭では分かっていても、現実を見ることが出来ない人がいるのではないでしょうか?
だからこそ、現実と向き合うことが出来た人は強い人で、就職活動を有利に進めることが出来るのだと思います。
まとめ
今回紹介した曲は、想像ばかりしていないで、現実を見ろというメッセージが隠されていると思います!
頭で考えているだけで、なかなか行動に移せない方は聞いてみて欲しいです!
また、何度も伝えていることにはなりますが、歌詞を考察する際に、人それぞれに自分なりの解釈があると思います。
筆者の解釈が絶対という訳ではありません。
皆さんも、今回の歌詞を自分なりに考察してみて下さい!
それでは。
今回ご紹介したバンド
詳細はこちら→なきごと