教師になりたい大学生と先生経験者の交流の場『Teach Me Teacher』。第1回を開催いたしました。
初回は経験豊富な先生から『教師のやりがい』をテーマにお話をしていただき、学生の質問にもたくさん答えていただきました。
教師のやりがい
今回のスピーカーになってくださったのは、横浜市内の小学校で定年まで勤務され、その後も引き続き教師として仕事を続けていらっしゃる先生でした。
その先生の教師としてのやりがいは、ずばり『子どもがすきで一緒に楽しめること』でした。
定年までの長きに渡って続けられたのは、根底に子どもが好きということがあったからだそうです。
先生が20代の頃は、今とは全く違う教育環境だったとはいえ、子どもと過ごす時間が何よりも楽しかったとおっしゃっていたことが印象的でした。
そして時代が変わっても、社会が変化しても、教師はやはり子ども(生徒)が好きでなければ、続けていくことはできないのでは?ともおっしゃっていました。
なぜ教師になりたい?
ところで、教員志望の皆さんは、なぜ教師になりたいと思ったのでしょうか。
小学生の頃、一緒に遊んでくれた大好きだったあの先生。中学生の時、進路の悩みに親身に考えてくれた担任の先生。高校時代に頑張った部活動の顧問の先生。
もしかすると、そういった魅力的な先生に出会ったことが、きっかけになったのかもしれません。
そして、そういった先生から皆さんは、子ども(生徒)が好き、一緒にいると楽しい!というオーラを感じとっていたかもしれませんね。
初めての学校現場
そんな大学生が、実際に児童や生徒と触れ合うのが『教育実習』ですね。
そしてその後、学校に出向いてアシスタントとして接する『学校ボランティア』でも、多くの子ども(生徒)たちと接したことでしょう。
教育実習やボランティア活動を通して、学生の皆さんは『教師』というものをどのように感じたでしょうか。
自分が、児童や生徒としての立場でいる時と、教師という立場でいる時とは、ずいぶんと違いがあると感じたのではないでしょうか。
実際に先生として児童や生徒の前に立った時、自分の思い描いていた『教師像』とのギャップは、どのようなところだったでしょうか。
理想の教師像
教育実習やボランティア活動を通して、学校現場では、実際にどのように子ども(生徒)たちとかかわっているのかが、みえてくると思います。
そして、子ども(生徒)たちとの関わりの中から、自分が教師としてどうあるべきなのかということを考えていくことと思います。
もしかすると、自分の理想の教師像と現実が、かけ離れていくように感じることもあるかもしれません。
けれどそんな時は、自分はなぜ先生になりたいのかということを、自問自答してみるとよいのかもしれませんね。
子ども(生徒)がすき。一緒にいると楽しい!
そんな答えがあれば、前に進んでいけるような気がします。
まとめ
教師のやりがいは子ども(生徒)が好きで、一緒に楽しい関わりがもてるから、なんて素敵ですね。
『Teach Me Teacher』は、先生になりたいという大学生と、実際の教育現場との懸け橋ができるような企画を考えていきます。
学生の皆さんも、いろいろなご要望をお寄せくださいね。
お待ちしています。