座右の銘といえば思い浮かぶ数々の故事成語やことわざ。そういったものの中から、自分にピッタリのものを選ぶこともよいですが、少し視点を変えてみると、こういった名言もまた座右の銘にふさわしいのではないかと思います。
座右の銘の選び方
座右の銘にするには、有名な人物の言葉や故事成語などから探すのが定番ですよね。
けれど、座右の銘の言葉選びには決まりがありません。
自分にピッタリのもの、自分が目標としたい言葉など、常に自分の右横(座右)に置いておきたい言葉を選べば、それで問題はありません。
ですから、自分の好きなアニメやコミック、そしてアーティストの言葉を座右の銘にするのも、もちろん『あり』なのです!
ドラえもんの名言から
ドラえもんが好きな方は多いと思いますので、ここではドラえもんの名言を少し取り上げてみましょう。
座右の銘に選ぶなら、
「いちばんいけないのは じぶんなんか だめだと 思いこむことだよ」
「未来は、これから変えることができるんだ」
「自分がいやなことは 人にもするな」
などが思い浮かびますね。
こういった直接的な言葉は、自分のエピソードもみつけやすいので、エピソードと併せて伝えると、共感や納得を得ることができそうです。
最初のおくり物
コミックの『ドラえもん』を読んでいると、それぞれのキャラクターが発する言葉は、心に響くストレートな言葉が多いですよね。
映画でも、同様にわかりやすい、そして素敵な言葉を多くの登場人物が発します。
さて、ドラえもんの映画に『のび太の結婚前夜』というものがあります。
きっとご存じの方も多いでしょう。
このドラえもんの映画は、コミックでは25巻に収録されています。
この『のび太の結婚前夜』で、しずかちゃんとパパがお話をする場面があります。
しずかちゃんは、自分はパパやママに甘てばかりで、なにもしてあげられなかったといいます。
それに対して、パパはとんでもない!と、しずかちゃんから、すばらしいおくり物をうけとったというのです。
そして、
「最初のおくり物はきみがうまれてきてくれたことだ」
といいます。
受けとった言葉の意味
この言葉は、パパがしずかちゃんにいった言葉です。
しかし、人は誰もがしずかちゃんのように、
「生まれてきてありがとう」
という存在です。
この世にたった一人の存在であり、その存在を大切に想う人が、自分以外にも必ずいるのです。
それをいつも忘れずにいること、
何かの時にそれを思い出すこと、
そのことは、自分の支えとなり、強さになると思いませんか?
まとめ
座右の銘は、自分の好きな言葉を選んでこその『座右の銘』です。
故事成語もことわざも素敵ですが、それに限ることはありません。
アニメからでも、コミックからでも、好きなミュージシャンの楽曲からでもいいので、自分らしいものを選んでみてくださいね。
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